「柔軟な思考で、健康的なゴルフプレーを提供する」これがコンセプトです。
ゴルフを日本、アメリカ、オーストラリアで10年やってきて、ゴルフの難しさ、ゴルフの楽しさ、ゴルフの哲学といろいろ学びました。そして、カイロプラクティック学を学ぶことで、ゴルフの生体力学、ゴルフの解剖学、ゴルフの機能神経学を知ることができました。さらに、アクティベータ・メソッドを学んだことで、ゴルフの反射性、ゴルフのバランス、ゴルフスイングの筋肉の連動を知ることができました。そして、PCRT(心身条件反射療法)を学んだことで、ゴルフのメンタル、ゴルフの誤作動記憶、ゴルフの有機的考えを学ぶことができました。
そんな私が、日本人のゴルファーをみますと、非常に機械的な考えに基づき、スイングを作り、プレーされていると感じます。この機械的な考えは良い部分も多いのですが、いずれ疑問が生じ解決しません。さらには、体の症状につながることも多いです。例えると、アドレスの股関節や前傾の角度、腕の角度、クラブと体幹との距離、スイングの軌道やスイングスピード、ヘッドスピードなどを数値化し、より正確なものを求めています。これが機械的な考えに基づいたゴルフ思考です。つまり、ゴルフの安定を求めて「思考を固定」し、「体を固定」して行きます。それも大切な部分ですが、体の動きはそうはいきません。それはゴルフスイングは反射で行われているからです。
反射とは、脳の命令は一切関与していない状態で、首から下の神経伝達で行われていることをいいます。そして、反射神経の伝達はスピードは速く、脳の神経伝達とはケタ違いの速さで伝達します。ですから、考えていては遅いのです。つまり、ブルースリーのセリフでいう「Don’t think. FEEL!」考えるより感じろ!というのが体の動きであり働きなのです。
ですから今現在スイングに悩み、ゴルフを悩み、計測し、機械的な考えに基づきスイングを試行錯誤する日本人ゴルファーに、「FEEL! 感覚で打つ」とい一言を付け加えてもらいたいと思います。
また、考えないで打つことは出来ません。もう子供ではありませんから。ですから、「考えて・考えて・考えぬいて、感覚で打つ、そして考える」 こんなゴルフを目指すのはどうでしょうか?
「柔軟な思考で、健康的なゴルフプレーを提供する」という思いでゴルファーズクリニックを運営しております。