【症例ブログタイトル】
2016.1.14(木)
「脊柱管狭窄症」の診断を受けたゴルファーの復活
腰痛と右足のシビレ
間欠跛行あり(シビレや痛みのため休み休み歩く状態)
67歳 男性
5年前から腰痛になり大学病院2箇所でMRI撮影し脊柱管狭窄症の診断を受けた。
それでもゴルフは出来たのでプレーしていたが、2年前から間欠跛行が出てきて医者からもゴルフを辞めた方が良いと言われ断念した。
ゴルファーズクリニックで良くなってゴルフがもう一度できるようになるのか一度検査をして欲しいと来院された。
最初に、脊柱管狭窄症の診断を受けていても、実際に骨の変形が神経を圧迫しているのかを調べる検査を行いました。
まずは、腰椎の変形部位であるL4とL5の神経部分を刺激して神経を圧迫するように負荷をかけましたが、シビレの悪化は全く現れず、シビレが坐骨神経を走ることもありませんでした。
そして、腰痛という訴えも実際はお尻の部分で腰自体の痛みではありませんでした。そこで、脊柱管狭窄症の診断を受けていても、この診断を疑って治療を進めました。
また、スイング的な要素もチェックしました。
実際、振ってもらうと変則的な独特のスイングをしていましたが、滑らかに動けば問題ないレベルでした。
実際の要因は下肢の筋肉のバランス異常がひどく、特に右足だけで立つことは出来なくなっていました。
初めは右足で立つために重要な右中殿筋と右腸腰筋の筋肉をしっかり踏ん張れるように調節して、さらに小脳のバランス異常を治療して行きました。
ストレス的なこともありましたが、筋肉のバランスと小脳の運動神経を治療すること14回の施術で腰痛と右足のシビレは改善され間欠跛行もなくなりました。
先日、1年半ぶりにコースに行かれ、プレーはひどかったが楽しいゴルフだったと教えてくれました。
脊柱管狭窄症の診断を受けていても、あきらめないでゴルファーズクリニックを頼ってくれたことが改善につながったケースでした。
日常の臨床をご紹介します。
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